大韓航空で1泊2日の韓国弾丸旅行!韓流とグルメを感じる旅
韓国は日本から近い外国の一つ。飛行機で片道2時間ほどで到着するので、1泊2日の短期旅行でも計画的に観光すれば十分楽しめる場所です。大韓航空でグルメに、韓流に短期間でも大満足の韓国旅行に行った話をご紹介したいと思います。
- 投稿者名 シバタダ
- 旅行テーマ 韓国家族旅行
- 旅行期間 2017年5月27日〜5月28日(1泊2日)
- 旅行費用 航空券:大人2人、子供1人で約10万円
旅行の時間割
5/27 AM9:25成田空港便発(KE706) → 5/27 AM11:50 インチョン空港着 ⇒ バスにて市内へ行き三清洞散策 ⇒ 韓国伝統の韓屋(ハノク)旅館に宿泊
5/28 景福宮周辺散策、東大門市場散策 ⇒ バスにてインチョン空港へ
5/28 インチョン空港発 (KE705便) →5/28 成田空港着
私は昔から旅が好きで、韓国にはよく訪れていました。
初めて韓国を訪れたのは日韓合同ワールドカップで盛り上がっていた2002年。その後の韓流ブームと共に、韓国にどっぷりハマってしまったのです。
今回の発端はゴールデンウィークに家族旅行できなかったため、代わりに1泊2日の旅行を計画したことからです。韓流ドラマのロケ地を訪ねること、マッチプ(おいしい店)を訪ねること、滞在時間は短いけど一石二鳥の旅を目指しました。
私が大韓航空を選んだのはクルーの皆さんの細やかなサービスのためです。
以前、娘がまだ幼児の頃に大韓航空を利用しました。そのとき子どもを抱っこしていて手が空かない私の荷物を機内まで運んでいただいたり、気配りしていただきました。子ども連れの私は周りに迷惑をかけないようにと気を張ってヒヤヒヤしながらの搭乗だったので、とてもほっとしたことを覚えています。今は大韓航空のマイレージプログラムに加入し、韓国旅行の際は大韓航空を利用するようにしています。
旅行内容
韓国便のチェックインは混むときはとても混むのですが、今回は思ったよりも混雑していなかったのがラッキーでした。今回の預け荷物が家族全員でスーツケース1個と各自の手荷物ぐらいでしたが、大韓航空の預け荷物の規定ではエコノミークラスで1一人につき23kgまで、機内持ち込みは12kgまでだそうです。
また、気をつけてほしいのが携帯電話の予備リチウム電池を預け荷物の中に入れられないことです。危険のないように個別包装し、2個までなら持ち込み可能です。
成田-インチョン間は2時間ちょっとの搭乗ですが機内食はちゃんと出ます。食べ終わってしばらくするとインチョン空港への着陸体制に入るため座席に戻るよう放送があります。あっという間に韓国到着です。
インチョン空港から市内へ向かうバスに乗り、まずは今日の宿のある安国駅(アングッ)まで。ここは、北村韓屋村(ブッチョンハノクマウル)と呼ばれる昔からのお屋敷街で、韓国の伝統家屋が立ち並んでいます。
景福宮(キョンボッグン)と、世界遺産にも登録された昌徳宮(チャンドッグン)という朝鮮王朝時代からの宮殿の間に位置するこの地域は、ソウル市中心に近いので交通の便もよいところです。
今回のお宿はこちら。
ラッコジェ(楽古齊)です。韓国の伝統家屋(ハノク)旅館で、部屋数は4室のこじんまりとした静かな旅館です。今回はラッキーにも一番大きいビョルチェに宿泊しました。
実は、ラッコジェは韓国ドラマ「私の名前はキム・サムスン」のロケ地になった場所です。ドラマで見た場所に泊まれるなんて、ちょっとうれしかったです。
本来、ラッコジェは「12歳以下の子供の宿泊は出来ない」としています。しかし、宿泊客が少ない場合は受け入れてくれる場合もあるそうですよ。今回宿泊できた私達は本当にラッキーでした!
今回の旅は韓国の歴史を感じる三清洞(サムチョンドン)を中心に動きました。北村韓屋村の散策と、お目当ての場所がいくつかあるのですが・・・
お目当てその1、韓国ドラマ「鬼〜トッケビ」で出てきたカフェ「コーヒーバンアッカン」です。「トッケビ」では、死神がサニーにキスをするシーンを撮影しています。そのほかにも、ドラマ「また!?オ・ヘリョン」の撮影地にもなっています。
オーナーにドラマ撮影についてお話を伺ったのですが、「たくさんのドラマの撮影地になっているから、細かいことはよく覚えてないよ」と笑いながらおっしゃっていました
北村韓屋村は路地が多く迷路みたいです。アップダウンが激しいのでいい運動になります。
たくさんの観光客が北村韓屋村を散策していました。
近くの景福宮も訪れました。時間になると王宮守門将交代儀式が間近で見学できます。
景福宮の近くではハンボッ(韓服)のレンタル店が多く、ハンボッを着ている観光客によく会いました。ちなみにレンタル料は2時間1万ウォンからが相場らしいです。
東大門です。この周りには露天のお店がたくさんあります。
ちょっと年配の方向けの服の卸問屋らしいですね。
DOOTA MALL内。お洋服がたくさんで目移りしちゃいます。
きらびやかだった韓国の街が、一歩路地裏に入ると表情がガラッと変わるのが面白いですね。
時代をタイムスリップしたかのような、このディープな感じがたまりません!
韓国はおいしい食べ物も外せませんよね。ここからは韓国で食べたものをご紹介します。
今回の旅行、お目当てその2。
48時間ママなしで育児するパパ達の奮闘を描いた韓国バラエティ番組「スーパーマンが帰ってきた」に出てきた巨大カルビチムのお店、プッマッコルです。
歴史ドラマ「チュモン」で一躍有名になった俳優のソン・イルグクが番組内で三つ子の息子達と一緒に訪れました。
お店は、通りから奥まったところにあります。三つ子ちゃん達の写真が目印です。
めちゃくちゃ大きいお肉です。
ユッケビビンパも一緒に頼んだのですが、量が多すぎて家族3人でやっとの思いで食べました。カルビのお味はニンニクのパンチが効いていて、ご飯がすすみそうな濃い味付けでした。
今回の旅行、お目当てその3。
陳玉華(チン・オッファ)ハルメ元祖タッカンマリです。
タッカンマリとは、鶏一匹のことを指します。鶏一匹をこのように切り分け、特製スープで煮込んだ後に唐辛子ソース(タデギ)につけて食べます。ここは、スープがめちゃくちゃおいしいです!最後の締めにカルククス(韓国式うどん)をぜひ。
スイーツも忘れてはいません。
今回は暑かったので、アイスばかり食べていました。
左上よりゴディバのチョコソフトクリーム、左下ごはんのホットドッグ。右、カフェボラの紫いもソフトクリーム。
カフェボラはイートインで紫いものかき氷(色も紫)もありますが、行列のため泣く泣くあきらめました(笑)
先輩から一言。韓国旅行する際の注意点は?
韓国の治安はそれほど悪くはありません。夜間も比較的安全だと言われていますが、気をつけるべきことはたくさんあります。
・夜間は必ず誰かと一緒に。一人歩きは避ける。
どこの国でもそうですが、夜間、特に深夜の一人歩きや女性の一人歩きはやはり危険です。必ず誰かと一緒に行動しましょう。
・タクシートラブルに注意
実は流しのタクシーが多い韓国。外国人だと分かると、わざと遠回りをしたり、高額な外国人料金を請求する悪徳タクシーが存在します。特に、積極的に日本語で話しかけてくるタクシーには要注意ですよ!一般タクシーよりは少々料金が高めですが、黒色の「模範タクシー(モボムテクシー)」が安心です。ちなみに、一般タクシーはシルバーの車体が多いです。日本語や英語は通じにくいかもしれません。
韓国の生活習慣は日本とは若干違います。こちらも合わせて知っておくと安心ですよ。
・トイレは紙を流すと詰まるので注意
韓国のトイレでは、使用後の紙はトイレに流さずに備え付けのゴミ箱に捨てる仕組みです。知らずに紙を流してしまうとトイレが詰まってしまいます。生理用品も同じゴミ箱に捨てるようになっていますので気をつけてくださいね。
・レストランやカフェなど飲食店にトイレがあるとは限らない
日本では、飲食店にトイレがあるのが普通ですが、韓国では飲食店がある建物全体で共同のトイレを使っていることがあります。トイレが飲食店にない場合は、従業員さんに「ファジャンシル オディエヨ?(トイレはどこですか?)」と聞くと共同トイレの場所を教えてくれますよ。共同トイレはカギがかかっていることが多いので、忘れずにトイレのカギを受け取ってくださいね。